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2014年9月24日

D4s に異変・・・

9日から2度、休みなしで海外へ出ていたのですが、何とウィーンに着いた翌日にD4sが突然使えなくなってしまいました。今回フォルクスオーパーという歌劇場内を撮影する予定だったので、本当に参りました。朝方外で数コマ撮った後に、露出値を変えようとコマンドダイヤルを回しても無変化・・・おかしいな~と思いながら1度電源をオフにしようとしたら、それもできない。仕方ないのでバッテリーを抜いて電源を切り、再度バッテリーを入れ直したら、信じられないことに、ファインダー内は無表示、上面と背面の液晶画面にも一切何も表示されない状態に・・・でも再生ボタンで撮った画像は見られる、メニュー画面も見られる・・・お~ビックリ、「電池チェック」の項目が選択できない状態になってました。シャッターは切れましたが、連写は不可、完全に電源の供給ができていない状態でした。勿論こんな経験初めて・・・日本のニコンに電話したら、海外からはつながらない・・・多くのカメラユーザーが海外へ出かけるようになった今でも国内対応しかしないということ、メールで問い合わせたら、こちらの状況も事情も理解できないアホな担当者からマニュアル通りの返信しか来ない・・・「現物を見なければわかりません・・・」・・・ウィーンのオーストリア・ニコンを訪ねて現物を見せたら、担当者曰く、このような事例は知りません、勿論修理は可能ですが半月はかかるでしょう・・・要するに現物を見せてもお手上げというほどの問題だった訳です。万一の時にはニコンは全く役に立たない会社だとつくづく思いましたね。16日に帰国後、会社近くの銀座のサービスセンターへ行き、「これは故障ではなく、最初から基板などに不都合のある不良品だ」と主張しました。現物を見た担当者は納得できたのでしょう、すぐに代替機を用意してくれました。翌日また発たなくてはいけないので、とりあえずその代替機を借りて、問題のD4sは預けました。そして昨日戻りましたが、流石に急ぎ対応してくれていて・・・この点は評価できる・・・すでに修理済で昨日受け取ることができました。納品書を見ると、やはり故障ではなく、明らかに不良品だったことがわかります。修理というより、重要な基板を交換したという内容ですから・・・メイン基板、電子画像制御基板だけではなく、何とAFセンサー部も交換されていました。今思えば、AF精度にちょっと疑問を感じていましたが、そもそも問題があったせいだったのでしょうね。センター長・・・といっても単にクレーム対応担当者のような方・・・が平謝りして戻してくれましたが、失われた撮影機会は取り戻せず、ニコンに対する思いは変わってしまいました。フラッグシップ機が通常使用時にこの様では、あまりにも悲しすぎます。

投稿者 eisvogel : 2014年9月24日 23:59

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