野鳥撮影の道具


野鳥撮影には以下の道具を使用しています。

カメラ:
Nikon Z9:2021年12月24日の発売日に導入。度重なるファームウェア更新で著しい進化を遂げ、発売時とは全く別のカメラになりました。まさに最良、最強のカメラであることに疑う余地はないです。この先もファームウェア更新が期待できるので、進化はまだ続きます。
ファームアップによる進化点
Nikon1 V3:V2の後継機ですが、「3」になったことで大きな進化を期待しましたが、メリットとデメリットを相殺するとプラスになったのかマイナスになったのか? プラス面は操作性が大幅に向上して、一眼レフのサブ機として全く違和感のないところまでになりました。画質はノイズ処理など大きな改善はないですが、解像感は間違いなくアップしてISO1600まで常用レベル、ISO3200でも使う気にさせてくれます。オプションになりましたがファインダーは視野率100%でとても見やすくなりました。デメリットは、メモリーがMicroSD になったこと、グリップを付けるとバッテリー交換ができないこと・・・これって本当に間の抜けた仕様です。さらに致命的な欠陥?は、60コマ/秒で「最速」と謳っていながら、RAWでもJPEGでもバッファが40コマで、実際に撮影すると40コマで止まってしまうことです。V2同様、画角が2.7倍になるので
、ヨンニッパとの組合せで1080mmF2.8、さらに1.7倍テレコンで1755mm相当、2倍テレコンで2000mm相当になります。

Nikon F3hp:1997年1月引退。
Nikon F4s:2001年5月2台同時に引退。
Nikon D1x:2004年9月引退。
Nikon F5:2005年4月引退、ついに銀塩カメラとお別れしました。
Nikon D2H:2007年11月引退。
Nikon D2x:2009年3月引退。
Nikon D300s:2012年10月引退。
Nikon D3:2012年10月引退。
Nikon V2:2014年5月引退。
Nikon D4:2016年3月引退。
Nikon D4s:2016年9月引退。
Nikon D500:2017年9月引退。
Nikon D5:2021年10月引退。
Nikon D850:2023年10月引退、ついに一眼レフとお別れしました。

レンズ:
NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S:Zマウントのニコン最上位のレンズです。1.4倍テレコン内蔵、重量3kg以下など、すべての点で申し分のない完璧なレンズです。詳細はニコンのサイトで。
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S:長年使用していたFマウントの大三元レンズ3本の中で、この1本だけZマウントに買い換えました。明らかにFマウントより進化してます。Zマウントの2倍テレコンの精度がとても高いので、海外での手持ちシステムとして400mm、F5.6で常用使用できます。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S:結局使用頻度の低い大三元レンズ2本は引退させ、Zマウントの標準ズームとしてとても評価の高い24〜120mmに買い換えました。全域F4は十分な明るさ、何よりも重い大三元レンズに比べて軽いというのがよいです。
Z TELECONVERTER TC-1.4x:テレコン内蔵のZ 400mm f/2.8は、外付けテレコンも装着可能なので購入。とても精度が高いので、内蔵+外付けでの使用も可能、その際はF5.6、784mm。
Z TELECONVERTER TC-2.0x:Fマウントの2倍テレコンはAF速度や解像面での低下が著しくてほとんど使用しませんでしたが、Zマウントでは気になるほどの低下はないので購入。流石に滅多に使用することはないと思いますが、400mmの内蔵テレコンとの併用で、絞りがF8になりますが、最大1120mmでの撮影が可能。

AF Nikkor ED 300mm F4S:1997年2月引退。
Nikkor ED 500mm F4P:2001年1月引退。
AF-S Nikkor ED 80-200mm F2.8D:2005年2月引退。
Nikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G (IF):2013年7月引退。
AF-S Nikkor ED 600mm F4D:2016年5月引退。
Nikkor 400mm F2.8G ED VR:2016年5月引退。
AF-S VR Nikkor 300mm f/2.8G IF-ED:2018年11月引退。
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR:2023年10月引退。
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED:2023年11月引退。
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR:2023年11月引退。
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II:2023年11月引退、ついにFマウントとお別れしました。

三脚:
Gitzo GT4552TS:ヨンニッパなら3型でも十分安定性が担保できるのですが、雲台を重いザハトラーにすると、少しバランスが悪いと感じるので、結局4型を導入することにしました。ならば以前も検討していた機内持ち込み可で海外遠征時にもメリットのある5段に決めました。格納高48.5cm 、全伸高134cm 、重量2150g、耐荷重25kg。
Gitzo GT3532S:ジッツォの三脚はさらに強靱になりましたね。3型で耐荷重25kgが普通、新型のヨンニッパにはもうカーボンでも3kgもある5型は不要です。折角ヨンニッパで機材の軽量化を図ったのだから三脚も軽いものにしなければ意味がありません。選択肢は3型、機内持ち込み可能サイズを意識して4段を考えましたが、3段の方が安定性がある上により軽量なので、この3型3段に決めました。格納高62cm、全伸高129cm、重量1880g(!)、耐荷重25kg。
Gitzo G1548:600mmF4には5型が必須なのでメインで使用していましたが、カーボンでもやっぱり5型は重いので、もう出番はないでしょう。格納高59cm、全伸高148cm、重量2900g、耐荷重18kg。
Gitzo G1345:格納高58cm、全伸高146cm、重量2760g、耐荷重10kg。ゴーヨン使用時に購入。
Gitzo G1566:トラベル用一脚。格納高40cm、全伸高139cm、重量710g、耐荷重5kg。


雲台:
Sachtler FSB8:結局はこの雲台になってしまいますね。恐らく最強、最適な雲台でしょう。実際に使ってみると、納得します。ヨンニッパには安価なFSB6でも良かったのですが、重量があまり変わらないので、こちらにしました。重いといえば、確かに重いですが・・・(^o^)
Leofoto BV-15:メインで使用しているザハトラーは重いので、遠征用に軽量の雲台を購入しました。一応カウンターバランスも2〜3kg装備、耐荷重は10kgなのでヨンニッパには十分、重量は1.3kg。

Wimberley Head:ジンバル雲台の代名詞的な存在で、ロクヨン使用時のメイン雲台でしたが、もう使用機会はないでしょう。
Manfrotto 503:ビデオ用ヘッド。バランススプリングが組み込まれていて、6kgの重さまで対応しているとのことですが、実際には10kgくらいまでは問題ないようですが、もうほとんど出番なしです。
Gitzo G2380:軽量システム用に買いましたが、重量1.4kgというのはちょっと重いので、もう出番はないですね。耐荷重は5kg。
Gitzo G1178M:自由雲台。耐荷重は5kg。


双眼鏡:
Nikon MONARCH 5 8x42:鳥の識別をするわけではないので、この光学性能で十分ですね。コンパクト設計なので携帯に便利。

その他:
迷彩ブラインド:ヤマセミ撮影には必須です。日本野鳥の会のブラインドは、狭くて長時間の撮影には辛いですが、とにかく軽量で設営が簡単、勿論持ち運びも楽です。
迷彩カバー:カワセミ撮影にはブラインドは必需品ではありませんが、カメラ+レンズ+自身を覆うことのできるものは必要。ニコン純正品等。
携帯用折りたたみ椅子:カワセミ撮影では長時間待つのが当たり前。あると便利。
ストーンバック:風の強いときなど、カメラ+三脚が横転しないように大きな石等を置いて固定できます。あると便利。ジッツォ純正品等。
一脚パット:冬期の寒いとき、冷たい三脚に巻くと重宝します。ニコン純正品等。
ゴム長靴:カワセミ撮影で川原へ出かけるときには必携。日本野鳥の会の長靴が携帯向けでおすすめ。

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