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2010年12月17日

ミツユビカワセミ

ミツユビカワセミ(Oriental Dwarf Kingfisher, Ceyx erithacus)に関しては、様々な見解があり、「世界の翡翠の仲間」でも単一種として掲載していましたが、実際に以下の2種を見て明らかに別種であることが分かりました。それで現地ガイドの話、図鑑やネット上などで調べた結果を総合的に判断して、「ミツユビカワセミ」を次のように結論づけました。
まず現地ガイドは、「Oriental Dwarf Kingfisher」とは言っていません。「Rufous-backed」か「Black-backed」です。カワセミ専門図鑑では、「Oriental Dwarf」という総称扱いで2種「Rufous-backed」と「Black-backed」を区別して掲載しています。東南アジア諸国の野鳥図鑑タイの野鳥図鑑では、「Oriental Dwarf」の表示はなく、「Rufous-backed」と「Black-backed」の2種を区別して掲載、インドネシアの野鳥図鑑では、「Oriental Dwarf(Black-backed)」と紹介、ボルネオ島の野鳥図鑑では、「Rufous-backed」1種だけ紹介・・・実はこれは明らかに「Black-backed」の間違い・・・学名では「Oriental Dwarf」と「Black-backed」は 同じ「Ceyx erithacus」になっていることもあり、「世界の翡翠の仲間」では、リストから「Oriental Dwarf Kingfisher」(ミツユビカワセミ)を削除し、「Rufous-backed」をセアカミツユビカワセミ、「Black-backed」をセグロミツユビカワセミとして、2種を区別して掲載することにしました。

セアカミツユビカワセミ Rufous-backed Kingfisher Ceyx rufidorsa
1217-21.jpg
SS1/2秒で撮影、暗いジャングルの中で鮮やかな赤色が映える実に綺麗なカワセミです。ちなみにアカショウビンの半分以下の大きさです。

セグロミツユビカワセミ Black-backed Kingfisher Ceyx erithacus
1217-22.jpg
SS1/6秒で撮影、やはり暗いジャングルの中では肉眼でその美しさに気づくことはないでしょう。デジスコで大きく撮って、初めてその美しさに触れ涙しました。(^o^)

投稿者 eisvogel : 2010年12月17日 23:59

コメント

まったく違う種類に見えますが
形は似てますねぇ~
最近は遺伝子で分類体系しているみたいなんで
もしかしたら同じ遺伝子?

投稿者 hina02 : 2010年12月19日 19:16

違いは羽の色だけです。大きさとか生態は一緒、生息地も東南ア
ジア各国に一方がいるって感じですね。

投稿者 eisvogel : 2010年12月19日 21:26

カワセミが好きで、ネットで世界のカワセミを検索していましたら、こちらのページのセアカミツユビカワセミに行き着きました。素晴らしい写真で感動しました。暗いところにいるカワセミを撮るのにSS1/2など目からうロコで想像もしませんでした。
できればセアカ、セグロ、ぜひ見に行きたいと思っています。時期や場所などアドバイスをいただけたら大変ありがたいです。

投稿者 佐藤みどり : 2018年1月 4日 10:19

佐藤さん、初めまして。
セアカもセグロも小さいなカワセミで、しかも暗いジャングルの中なので、撮影は容易ではないですが、その分出会いはより感動的ですね。遅いSSが可能なのは、シャッターによる機構ブレの発生しないコンパクトカメラ(ミラーレスも同様)を使用するデジスコだからです。デジタル一眼レフでも、今私がメインで使用しているD850のように無音・無振動の電子シャッターが使えるカメラなら同じように超低速SSで撮れます。
さて場所ですが、セアカが高い確率で撮れるのが、バリ島西部です。そこでは他にヒメアオカワセミも撮れます。時期は11月に2度行っています。他にはタイのクラビ・・・そこではカザリショウビンやアオヒゲショウビンも撮影可能ですね、時期は3月がベストのようです。
セグロのお勧めは、ボルネオ島のダナムバレーですね。そこではほかにコウハシショウビンやカザリショウビンとの出会いも期待できますよ。時期は夏場の乾期、8月、9月ばベストのようです、私は10月、11月、3月に行きましたが・・・

投稿者 eisvogel : 2018年1月 4日 11:40

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