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2020年5月31日

巣立ち雛に悲劇

昨日の昼間、土日はいつものフィールドに人が集まりそうなので、どうしようかと思っていると、写友のBさんから電話・・・毎年繁殖に成功している自転車で15分くらいのフィールドで、今年も無事に雛が巣立ったと連絡が・・・私のいつもの出撃時間帯ならカメラマンもいないはずだから行ってみたらと、背中を押されました。(^o^) 実はそのフィールドの某常連カメラマンのブログで、画像が公開されていたので巣立ちのことは知っていました。ま、今年はまだ雛を見ていないし、確かに午後遅くの時間帯なら3密の心配もないだろうと、勝手に納得して出かけてみました。15時半過ぎに到着、三脚カメラマン一人+手持ちのお散歩カメラマン数人だけでした。たまたま様子を見に来ていた写友のIさんから情報収集・・・午前中まで巣立った雛3羽がこのあたりにいたんだけどね~、下流へ行ったまま戻って来ないのよ~・・・遠くへは行っていないはずだから、一度くらい姿を見せてくれるのではと期待して待ちました。結局17時前まで雛を待っていたカメラマンが皆、諦めていなくなったので、少し時間オーバーでしたが18時半まで待ってみました。しかし残念ながら雛は戻って来ませんでした、というか、親は採餌しても雛に運ぶことは1度もありませんでした。昼から雛に給餌していないということは、雛が戻って来ないのではなく、天敵の餌食になってしまった可能性が高いでしょう。悲しすぎて考えたくもないですが、雛は巣立ち後、最低でも4、5日は親からの給餌が必要なので、親が3羽の雛に6時間以上も一切餌運びをしないということは、その必要がなくなったということでしょうね。今日も何よりも雛のことが気になったので、16時過ぎに行ってみました。流石に天気が悪かったこともあり、カメラマンは一人もいませんでした。昨日目にしたカメラマン向けのコロナ対策の張り紙がなくなっていたので、朝方来ている常連カメラマンが来なくなったのだと察しました。18時過ぎにようやく求愛給餌が撮れたので、撤収しましたが、雛を見ることもなく、また親の餌運びを見ることもありませんでした。求愛給餌や交尾など、すでに2番子の準備だけはしっかり始めているので、1ヶ月半後にはまた巣立ちが期待できるかもしれないですね。

今日は1度だけでしたが、暗い中、18時過ぎに一度だけ撮影チャンスがありました。ISO1600、SS1/200秒・・・
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昨日は2時間くらいの間に5度も求愛給餌がありました。雛を失って悲しむメス親への思いやりでしょうか? 上の枝でメスが待っていたので低感度・低速でトマリモノを撮っていたら、突然鳴きだしてオスの待つこの枝へ・・・SSは何と1/50秒!
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この時も低感度・低速でトマリモノを撮っていたら、突然オスが飛んできて・・・SSは何と1/30秒!
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以下2回は立ち位置が悪すぎました・・・
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1回は完全に葉被れでダメ・・・5回もチャンスがありながら結果はイマイチでした。
そそ、いつものフィールドのカワセミは、自粛明けのカメラマンが戻ってきたせいか、自らも自粛をやめ、飛び込やホバのパフォーマンスが本当によくなったようですよ、私は求愛給餌が撮れる場所があるなら、可能性は低くてもそちらへ・・・ですね。背中を押してくれたBさん、ありがとう!(^o^)

投稿者 eisvogel : 23:59 | コメント (2)