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2020年5月 8日
期待外れ
南部アフリカ遠征は期待外れでしたが、スリランカ、台湾、ブルネイ遠征も期待外れで、撮影成果に乏しかったですね。ま、相手は自然、目的のカワセミの仲間に会えないことも、当然あります。
投稿者eisvogel : 23:32 | コメント (0)
2020年5月 7日
パプアニューギニア
日本の国土の約2倍の面積を有するニューギニア島は、人と自然が共生する世界最後の楽園といわれ、西半分がインドネシア領、東半分がパプアニューギニア領になっていています。周辺の島々も含め、カワセミの発祥地と呼ばれるに相応しい30種以上のカワセミの仲間が生息しています。パプアニューギニアには、ニューブリテン島なども含め、カワセミの仲間26種の生息が確認されています。最も美しいカワセミと称される尾の長いラケットカワセミの仲間9種(シラオラケットカワセミの亜種1種含む)は、すべてニューギニア島とその周辺で生息しています。4度の訪問で出会ったカワセミの仲間は、ラケットカワセミ、チャガシララケットカワセミ、シラオラケットカワセミ、ルリミツユビカワセミ、ビスマークカワセミ、マメカワセミ、アオバネワライカワセミ、チャバラワライカワセミ、キバシショウビン、モリショウビン、ナンヨウショウビン、トレスショウビン、ヒジリショウビン、シロガシラショウビンで、撮影データを残せたのは以下の10種です。首都ポート・モレスビーを拠点に3泊くらいすれば、7~10種との出会いは期待できるでしょう。
ラケットカワセミ・・・原色系の青、赤、白のコントラストが印象的で美しい・・・
アオバネワライカワセミ・・・相変わらず目がキツイ(^o^)・・・
トレスショウビン・・・ニューギニア島とケアンズ周辺に生息するナンヨウショウビンの亜種で、近年別種として命名・・・
ナンヨウショウビン・・・ニューブリテン島ではナンヨウショウビンの亜種がヒジリショウビンのように腹部が黄色みがかっています。ニューギニア島のナンヨウショウビンの腹部は白色・・・証拠写真
普通の光景・・・
投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)
2020年5月 6日
スラウェシ島
インドネシアのスラウェシ島は、アジアとオセアニアの中間に位置し、動植物が独自の進化を遂げてきた島です。約450種生息している鳥類のうち、約100種が島の固有種です。カワセミの仲間は島全体で11種確認されていますが、タンココ自然保護区内では、この島でしか見ることができない固有種のアセレベスカワセミ、アオミミショウビン、チャバラショウビン、チャイロショウビン、セレベスコウハシショウビンとの出会いが期待できます。またタンココは世界最小の猿といわれるメガネザル「タルシウス」の生息地でもあります。タンココ自然保護区を中心に2度訪れていますが、固有5種の他、ルリカワセミ、ナンヨウショウビン、ヒジリショウビン、アカショウビンに出会いました。数年前からエアコンを備えた宿泊施設もあるので、インパクトの大きな固有種に会える場所としてオススメしたいですね。
セレベスカワセミ・・・個人的には最も美しく、被写体として魅力的な1種・・・
普通の光景・・・
投稿者eisvogel : 21:59 | コメント (0)
2020年5月 5日
バリ島
世界的なリゾート地として知られるインドネシアのバリ島は、西部国立公園など豊かな自然環境が保護されいる地域も多く、島内には約350種の野鳥が確認されています。カワセミの仲間は、セアカミツユビカワセミ、ヒメアオカワセミ、マメカワセミ、ルリカワセミ、カワセミ、ジャワショウビン、ナンヨウショウビン、アオショウビン、ヒジリショウビン、ヤマショウビンの10種が確認されていますが、実際に高い確率で出会いが期待できるのは、ヒメアオカワセミ、セアカミツユビカワセミ、ジャワショウビン、ナンヨウショウビンの4種でしょう。カンムリシロムクやヤイロチョウの仲間などとの出会いが期待できます。日本人は滅多に訪れることのないバリ島の西端に位置する西部国立公園内にも快適に過ごせる高級ホテルがあり、その敷地内で絶滅危惧種のカンムリシロムクにも会えます。
ヒメアオカワセミ・・・インドネシア固有種、体長13cm、独特のブルー・・・
カンムリシロムク・・・バリ島固有種・・・
投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)
2020年5月 4日
香港
香港には、広大なマングローブと湿地帯を有するマイポ自然保護区があり、数多くの野鳥が生息しています。勿論カワセミの仲間も日本で見られるヤマセミ、アカショウビン、カワセミを含め、7種の生息が確認されています。実際に出会いが期待できるのは、アオショウビン、ヤマショウビン、ヒメヤマセミ、カワセミで、1度の訪問でこの4種に出会うことができました。総じて被写体との距離が遠いので、撮影にはちょっと厳しいかも・・・
投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)
2020年5月 3日
シンガポール
シンガポールは、マレー半島の南端に隣接する緑豊かな自然に包まれたシンガポール島を領土とする都市国家です。北部には広大なスンゲイ・ブロー湿地保護区、市内中心部には数多くの野鳥が観察できる植物園や自然公園などがあり、カワセミの仲間8種の生息が確認されています。スンゲイ・ブロー湿地保護区では、コウハシショウビン、ナンヨウショウビン、アオショウビン、ルリカワセミ、ヤマショウビンなど、植物園でもコウハシショウビン、アオショウビン、カワセミとの出会いが期待できます。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ公園では、運がよければセグロミツユビカワにも会えるかもしれません。シンガポールは日本からのアクセスがよい上に、短期滞在で数種のカワセミの仲間が撮影できるので、最初に訪れる場所としてオススメです。1度しか訪れていませんが、コウハシショウビン、ナンヨウショウビン、ヤマショウビンを撮影、アオショウビンとカワセミとも出会いました。
ナンヨウショウビン・・・スンゲイ・ブローはナンヨウショウビン天国・・・
ヤマショウビン・・・80mくらい先で発見、残念ながら証拠写真・・・
投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)
2020年5月 2日
クラビ
クラビはタイ南部に位置するリゾート地で、その周辺や近郊にある自然保護区にカワセミの仲間12種の生息が確認されています。実際に出会いが期待できるのは7種ですが、特に遠征のお目当てになるカザリショウビンやアオヒゲショウビンとの出会いが高い確率で期待できます。残念ながら2度の訪問でもミツユビカワセミとの出会いは果たせませんでしたが、市内の川原でアオショウビン、ナンヨウショウビンを撮影、ヤマショウビンも確認できました。カザリショウビンとアオヒゲショウビンは、別種のように違うオスとメスを紹介します。
カザリショウビンのメス・・・高い位置で空抜けだったのが残念!
投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (2)
2020年5月 1日
ウガンダ
アフリカのほぼ中央に位置するウガンダは、5000m級の山が連なる山脈、アフリカ最大のヴィクトリア湖やナイル川の源泉を含む豊富な水路により、多様な自然環境下にある国です。赤道直下ですが、平均標高が1100mなので厳しい暑さはなく、アフリカ諸国の中では比較的過ごしやすい気候です。数多くの動植物の生息を可能にする広大なサバンナと熱帯雨林は、10の国立公園と10の野生動物保護区によって保護されて、特に鳥類は東西南北を結ぶ位置にあるため、アフリカでは一番多くの種が確認されています。主な訪問地となるクイーンエリザベス国立公園は、約2000キロ平方メートルの広さを有し、ほ乳類は約100種、野鳥は600種以上を数え、世界で最も多くの野生動物が生息する国立公園です。ウガンダではカワセミの仲間13種の生息が確認されています。素晴らしい自然環境下で設備の整った快適なエコ・ロッジでの宿泊も魅力的ですね、日本の都会の喧騒とは別世界です。2度の訪問はクイーンエリザベス国立公園が中心で、出会って撮影もできたのは7種止まり、残りの6種との出会いを求めて再訪し、北部地帯をめぐってみたいです。でもウガンダは流石に遠い・・・(^o^)
オオヤマセミ・・・ヤマセミ系最大種で体長は42cm~44cm
ライラックブッポウソウ・・・電線上だったので、その美しさをアップで・・・
ノドジロハチクイ・・・恐らくハチクイの仲間で最も美しい・・・
投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)
2020年4月30日
ヒメヤマセミ
日本ではヤマセミに出会える機会が激減してしまいました。東南アジアやアフリカ全土に広く分布するヒメヤマセミは、東南アジアでは探さなくては出会えませんが、アフリカなら探す必要もないくらい、どこへ行っても確実に出会うことができます。勿論ヒメヤマセミよりヤマセミの方が被写体として魅力はありますが・・・今日はちょっとヒメヤマセミだけ紹介します。
ヤマセミといえばホバリングですが、船やボートから手持ちで撮り放題・・・
求愛給餌が見られると期待しましたが、数分後オスがそのまま食べてしまいました、残念!
投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)
2020年4月29日
南部アフリカ
遠いアフリカへの最初の遠征は準備不足で大失敗でした。主な訪問地はボツワナのチョベ国立公園だったのですが、カワセミ系がメインの野鳥撮影目的と伝えていたのに、現地で案内してくれたガイドは野鳥専門ではなかったので、期待外れの結果に終わってしまいました。出会いは最低でも5種、撮影は3種が目標だったのに、カンムリカワセミ、チャガシラショウビン、ヒメヤマセミ、オオヤマセミにしか会えず、撮れたのはヒメヤマセミだけでした。つくづく遠征にはガイドが重要だと思い知らされました。3度もボートで回ったのに、カンムリカワセミを遠くで1度見かけただけだったことが、今でも不思議、謎ですね。ちなみにチョベ国立公園は、アフリカゾウの生息密度が最も高いことで知られていますが、訪問地として選んだ理由は野鳥が450種以上生息しているからです。まず世界3大瀑布の1つであるジンバブエのヴィクトリアフォールズへ行き、陸路でボツワナのチョベ国立公園へ移動、最終日は乗り継ぎのために立ち寄った南アフリカのヨハネスブルクで、10時間もあったので、市内の池のある公園へ案内してもらいました。数年後、アフリカのリベンジをウガンダで果たしましたが、とにかくアフリカではヒメヤマセミが普通種で、どこへ行っても出会うことができますね。
ヒメヤマセミ・・・ヴィクトリアフォールズのホテルのベランダからデジスコで・・・
カワセミ系の成果に乏しかったので、カワセミの親戚を少し紹介します。
ライラックブッポウソウ
ヒメハチクイ・・・ハチクイの仲間全24種の中で最小種
ミナミベニハチクイ
普通の光景・・・といっても、撮影は至難の業です。(^o^) 夕陽が地平線にかかって沈むまで、わずか1分足らず・・・そのタイミングでゾウなどをファインダー内に入れられる場所へ移動しなくてはいけないからです。2度目の挑戦で何とか撮れました、ラッキー!
ビクトリアの滝