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2022年1月 4日

Z9のAF

Z9のAF精度を検証中ですが、すでに分かったことは、カワセミのような小さくて動きの速い被写体には、予想はしていましたが、「瞳AF」とか「被写体検出」とかは効かないということです。フォーカスポイントが追尾とか、追従とか・・・そんなの無理です。勿論ファインダー内でカワセミを追っていれば、合焦することはあります。でもそれはZ9が秒間20コマもデータを残してくれるからでしょう。ま、数打てば当たる・・・ですね。マニュアルにも、フォーカスポイントに対して被写体が小さい場合、フォーカスポイント内の被写体の輝度が著しく異なる場合などは、オートフォーカスでピントが合わない場合があります・・・と明記されていますが、その通りのようです。

30mくらい先の飛び込み、とりあえず水出にピントが合いましたが・・・
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もうピンが外れて10数コマ後に合焦・・・
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さらに10数コマ後に再び合焦・・・・
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さらに・・・もう50m以上先ですが再び合焦・・・結局数秒間ファインダー内で小さなカワセミを追い続け、50コマ以上データが残って、ピンボケは数コマでしたが、大体ピン甘か羽閉じって感じでした。ただ小さく小さくなったカワセミをほぼピクセル等倍までトリミングしてもこの解像感を出せるって、かなり凄いカメラだと思います。
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水出からずっと水面に合焦、途中数コマだけ被写体に合焦・・・
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逆光の水面バックでは小さなカワセミに合焦する確率は限りなくゼロに近い・・・
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投稿者 eisvogel : 23:59 | コメント (0)