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2016年4月15日

XQDの選択

SONYのXQDと決別し、レキサーを選択しましたが、色々サイトで情報を収集してみると、その選択が正しかったことが分かってきました。日本で殿様商売しているSONYに将来はないでしょう、つい最近慌てて値下げの対応を取りましたが、海外に比べると値下げ幅も小さく、まだまだ高いというのが実情・・・完全にレキサーの戦略の勝ちですね。以下、レキサーの戦略担当者が語っている記事があります。D5発売前の3月10日に128GBを半額近く値下げするという大胆な決断をしたことが、まさに多くのユーザーを獲得できた要因でしょう。
128GBモデルは半額に

こういう実測データを見てもSONYは完全な敗者です。もう生産をやめているSシリーズより、最新のMシリーズの方が性能的に劣っている・・・それでまだ日本ではレキサーの倍近い価格なので、買う人はいなくなるでしょう。私も買った製品の性能に納得がいかずに返品するなんてこと、初めてですが、実際にMシリーズを使ってみて、これほどまでにメーカーの公称と乖離している製品に出会ったことはないですね。
D5に最適なXQDはどれかという検証データで、書き込み速度だけですが、SONYとレキサー製品が比較されています。Mシリーズは売れず、Gシリーズもさらに値下げしないと売れないでしょう。
書き込み速度テスト
Sシリーズは読み出し・書き込み速度が180MB/s、Mシリーズは読み出し400MB/s・書き込み速度が150MB/sです。従ってこの書き込み速度テストではSシリーズの方が速いのは当然ですが、180と150の差は30のはずなのに実測では半分以下のスピードです。で、Mシリーズの最大の売りは読み出し速度なので、公称通りなら、相当速いはずです。でも「60GBのデータをPC(SSD)に転送するのにわずか3分で完了します」という誇大アナウンスに欺されたということでしょう。私が同条件でデスクトップPCと携帯PCへの転送速度を測ってみましたが、SシリーズよりMシリーズの方が遅いという結果でした。
ちなみにXQDの速度を測る上で、当然OSのヴァージョン、パソコンやカードリーダーの性能が結果を左右します。実はSシリーズのパソコンへの転送速度はもっと速かったのです。SONYは、カードリーダー用にWINDOWS7と8対応の高速専用ドライバーを提供していました。それがWINDOWS10では対応せず、全く使うことができなくなっていたのです。私のパソコンは、デスクトップも携帯もWINDOWS10です。未対応のまま放置しているSONYのサポート体制も不満でした。勿論新タイプのGシリーズからより高速な新しいカードリーダーになったので、旧タイプのサポートはしないということなのでしょう。今回私が新タイプのMシリーズと旧タイプのSシリーズを検証して納得がいかなかったのは、高速専用ドライバーが使えなくなって50%も転送速度が低下した旧タイプのSシリーズと古いカードリーダーの組み合わせよりも、新タイプのMシリーズと新しいカードリーダーの組み合わせの方が、同じパソコン環境下で遅いということなのです。

投稿者 eisvogel : 23:59 | コメント (0)