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2021年6月10日

巣立ち雛確認

まさかと思っていましたが、そのまさかでした。池のペアの雛が無事に巣立っていました。このペアは3月に求愛給餌を確認して以来、ずっと観察を続けていました。最初の営巣場所が河川工事のために放棄を余儀なくされて、その後団地の裏山(場所は未確認)に営巣、4月末に抱卵が始まって、5月17日に孵化した雛に小魚を運び始めました。でも数日後には餌運びをやめてしまったので、雛が天敵に襲われてしまったとばかり思っていました。実際その後も川でオスとメスが何度も採餌しているところを確認していましたが、餌運びはしていなかったのです。その間、求愛給餌や交尾も見ていなかったので、公園横のペアと違って2番子は諦めたのだと推測していました。ところがこのブログでも何度か書きましたが、不可解なことにメスが池で採餌して、大魚を運ぶようになったのです。一体どこに運んでいるのか謎でしたが、今日、すべてがクリアになりました。少なくとも2羽の巣立ち雛を確認、自分で採餌もしていたので、巣立ち後5日~7日でしょう。親から子への給餌も確認しました。長期間観察していたので、巣立ち雛との出会いは本当に嬉しいですね。(^o^)

巣立ち後1週間前後で営巣場所付近でもないので、今日撮影の可愛い雛を紹介します。
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実は陽の当たらない暗い場所で2羽を発見・・・距離があったので成鳥なのか幼鳥なのかも確認できないまま、証拠写真を撮るつもりで、背中を向けている方にピントを合わせ、ISO64、SS1/8秒で・・・するとライブビュー画面にもう1羽が飛来・・・状況を全く把握しないままに連写し続けました・・・これ、給餌の瞬間なのです。(笑)
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その後すぐに餌をもらえなかった雛が飛び去ったので、残った2羽にピントを合わせ、ISO6400、SS1/800秒で・・・雛が「父ちゃん、もっと欲しい~!」と言っているような・・・
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痛恨! 雛を見つけて、レンズを向けた瞬間に、風に揺れて左側半分が葉被れに・・・メス親が給餌した瞬間を逃してしまいました。
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18時半過ぎ・・・お腹が空いたのに給餌なし・・・自分で小エビを捕っていました。
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メスは池では採餌せず、結局いつものお気に入りの場所に飛来したのは19時過ぎ・・・
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その後ピラカンサのメインステージへ・・・暗すぎて目視できず・・・結局飛び込むことなく、暗闇に消えていきました。
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投稿者 eisvogel : 23:59 | コメント (0)