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2022年1月18日

AF精度は・・・

Z9の秒間20コマのおかげで、ファインダー内でカワセミを追っていれば、少ない撮影チャンスでもそこそこデータを残せるようになりました。が、やっぱりカワセミは速い、ファインダー内に入れること自体が難しいことは、どんなカメラを駆使しても同じです。電子ファインダーにも慣れてきましたが、それはZ9のファインダーがとても見やすいからでしょう。AF精度は明らかに向上していますが、被写体検出は、残念ながら小さくて動きの速いカワセミには全く効かないことが分かりました。ワイドエリアAF、オートエリアAF、3D-トラッキングで被写体検出するはずなのですが、すでに散々試してトマリモノ撮影時以外でカワセミを検出していると感じたことは1度もなく、実際に合焦して追尾したことはないです。例えば水出の瞬間にカワセミをファインダーのど真ん中にとらえても合焦したことはないし、飛び出す前に瞳の動きに反応して合焦していても、飛び出しと同時にカワセミのスピードに合わせてレンズを振ると、1コマも合焦していないという悲しすぎる結果を何度も突きつけられました。もう被写体検出を試すことはないです、精度がアップしたダイナミックAFでカワセミをしっかりとらえてくれますから・・・

羽の開き具合には不満が残りますが、画質、解像度・・・文句なし!
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前後の2コマ、ガチピンは勿論被写体検出の結果ではない・・・
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ホバするはずのカワセミは、7時前に必ず数回ホバしますが、その後は全くホバしない状況が続いています。日の出前後の暗い時間帯に、いくらホバを披露してくれても、決してよい撮影データが得られないことは、十分すぎるくらい分かりました。というわけで今朝はのんびり8時半過ぎに出撃、11時までに2羽のカワセミの採餌シーンを数回撮れたので満足、夕方は15時半過ぎに再出撃して、16時過ぎから強風の中、5回ホバを撮ることができました。ツキのあるときは短時間でも撮れる、ツキのないときは何時間待っても撮れない・・・ですね。ホバ写真は後ほど・・・

今、最も頻繁に飛来する枝は、対岸で40m前後の距離、枯れた葦があるため、背景がカワセミより明るく、コントラストが高いので、その前でのホバや飛び込みは九分九厘背景にピンを持っていかれます。このときは数メートル手前に飛び込んだので、水出から合焦・・・大物ゲット! 長辺8256ピクセルを2000~2200ピクセルまでトリミングしてもこの大きさ・・・
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向かってくる小さくて速い被写体には、流石のZ9でも追従せず、この辺りからピン甘に・・・
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26コマ目に大魚を落下、向きを変えたせいか?ピントが復活・・・
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陽差しが強いときの反逆光、厳しい・・・
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見事に魚を串刺し・・・
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落としそうで落とさなかった・・・
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投稿者 eisvogel : 23:59 | コメント (0)