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2016年1月 9日

Dシリーズ

ニコンは銀塩カメラのFシリーズからデジタルカメラへ移行してDシリーズを販売したのが1999年です。最初の機種D1は、画質面で許容レベルではないことを理由に買いませんでしたが、その後、2001年からの14年間でD1x、D2H、D2x、D3、D4、D4sを使ってきました。D3からフルサイズのFXになったため、サブ機としてDX機のD300sを使ってみましたが、AF精度、高速連写、画質などすべての点でD3より大幅に劣り、使えば使うほど、使う気がなくなってしまうカメラで、結局1年で引退させた経緯があります。やっぱりD3の1/3の価格通りのカメラでしかなかったということです。その後も画角が1.5倍になることで鳥撮影には大きなメリットになることは承知していましたが、DX機をサブとして買い求めることはありませんでした。さて、3月にD5が発売されますが、同時にDX機のD500も発売されます。D400を飛ばしてD500にしたのはのは、当然D5を意識してのことでしょうが、そのスペックを見る限り、敢えて飛ばした理由が納得できますね。DXレンズも販売しているニコンの戦略として、本気にDX機を売ろうという意気込みというか、気合を感じました。D5に比べてAF精度が同等、高速連写も10コマ/1秒、画質も高感度は劣りますが、少なくとも画素数は同じなので許容範囲でしょう、連続撮影のコマ数も変わらないのでバッファも同等・・・それでD5の1/3の価格というのは、こと鳥撮影だけ楽しむならばとても魅力的なカメラと言えるのかもしれません。400mmF2.8が600mmF2.8相当になるメリットも本当に大きいですからね。
また超望遠レンズ軽量化がどんどん進んでいることを考えれば、カメラ本体もD500はD5のほぼ半分の重さだし、そうなると三脚だって、ジッツォなら3型で十分、撮影機材全体の重さが大幅に軽減されます。もっとも私は軽いカメラは嫌いというか、何かおもちゃみたいで信用できないので、やっぱりD5以外の選択肢はないのですが、サブ機としてD4sを残すのではなく、D500を持っていてもいいかなとは思いますね。D5はすでに発注済みで、今回も発売日に入手できますが、D500はもう少し考えてみます・・・とはいってもカワセミ撮影に出かける機会が激減してしまった今、サブ機まで持つ必要性があるのかとは、同時に思いますが。(^o^)

投稿者 eisvogel : 2016年1月 9日 23:59

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