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2025年11月19日
最悪最低の海外遠征
15日からカワセミ固有4種狙いでフィリピンへ遠征しましたが、結果は過去最悪最低でした。フィリピンは今年11月に季節外れの大きな台風に2度も見舞われ、訪れた南部のミンダナオ島も雨季が長引いてしまい、毎日雨という撮影目的には最悪の天気でした。それでも雨対策はしっかりしていたので、土砂降り時でなければ撮影は可能で、十分時間はありました。では何故結果が最悪最低だったかというと、案内を依頼したガイドが全く仕事をしてくれなかったからです、というかガイドとして最低限の能力もノルマもなかったからです。いきなり鳴き声のテープを流し始めたので、このガイド大丈夫かと思いましたが、やっぱり大丈夫でなかったですね。とにかくどこへ行ってもただテープで鳴き声を流して待つだけで、一切探そうとしなかったのです。訪れた場所は、ミンダナオ島の最大都市ダバオから北北東約200kmにある「PICOP」と呼ばれる有名な探鳥地です。ネットなどで調べたら、その地域在住で独占的にガイド業務を請け負っているZ.G.というガイドがいることが分かり、直接コンタクトして依頼しました。ガイドとして間違いなく実績があるはずなので、その能力を疑うこともなかったのですが・・・とにかく依頼内容が、留鳥であるカワセミ固有4種の撮影だけだったのに、3日間で撮影できたのは2種、しかもトータルの撮影時間はわずか2分足らず、1種には2、3秒の時間しかありませんでした。笑ってしまうのは、ガイドがテープで流す鳴き声に反応して近くに来た2種を見つけたのは、同行していたドライバーと私で、結局ガイドは見つけることはありませんでした。ただ高額な(フィリピンの平均月収を参考)ガイド料を要求するだけのガイドだったということですね。クライアントのために懸命に探してくれたのなら、結果が悪くても受け入れられますが、37度目の今回の海外遠征は、この先も苦い思い出にしかならないでしょう。過去に案内を依頼したガイドはすべてテープを使用せずに目的のカワセミを探す努力をしてくれました。もちろん結果には差がありましたが、優秀なガイドにはテープは不要、そして優秀なガイドほど、プロ意識も高く、よい結果を導いてくれますね。
唯一よかったことといえば、利用したフィリピン航空でした。ネットでの評判が悪いので悩みましたが、マニラ乗り継ぎでダバオまで国内線を利用することを考慮してフィリピン航空に決めました。ビジネスクラスのシートは完全にフラットになり、短時間ですがよく眠ることができました。機内食も悪くはなかったです。国内線もシート幅が広くて快適でした。仕事でよく利用するルフトハンザなどの大手航空会社のヨーロッパ・国内線のシートは、ビジネスもエコノミーも同じなので、それらと比較してもフィリピン航空はサービスがよい感じました。空港のラウンジの内容もとても充実していました。フィリピンへ行くならオススメです。
カワセミの写真が撮れなかったので、機内の写真を撮りました。(^o^)

シートは180度、フルフラットに・・・

モニターもビジネスクラス標準・・・

4時間ほどのフライトですが、機内食はしっかり出ました。前菜・・・

メインはこんな感じ・・・

国内線ではこんな感じ・・・

投稿者 eisvogel : 2025年11月19日 23:59



















