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2011年5月25日

アオショウビン

このアオショウビンはアジアではかなり広範囲に分布しているカワセミです。私も香港、台湾、シンガポール、クラビ、ランカウイで撮影できました。やはり一番感動、感激したのは最初の出会いだった香港ですね。ランカウイでは、電線に止まっているアオショウビンを頻繁に見ることができます。撮影にも向いていますね。後ろ姿だけだと後で紹介するジャワショウビンに似てはいますが、腹部はどうしてアオショウビンという名前なの?と思わせるくらい青くないです。(^o^)

Halcyon smyrnensis / White-breasted Kingfisher
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (2)

2011年5月22日

セネガルショウビン

アフリカでは、サハラ砂漠以南ならかなり広範囲に分布しているので、最初のアフリカ訪問だったボツワナでも確実に見られると期待していたのに見られなかった・・・ウガンダでは5、6ヶ所で見られただけでなく、しっかり撮影もできました。ある意味、すでに紹介したカンムリカワセミ同様、アフリカのカワセミの代名詞的存在といってもいいかもしれません。大きさはアカショウビンくらいで、出会いは主に森林の中です。陽が当たると光沢のブルーが実に綺麗です。

Halcyon senegalensis / Woodland Kingfisher
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陽が当たらないときはこんな感じです。
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2011年5月20日

ラケットカワセミ

カワセミを撮りに海外へ行きましょう! デジスコの方には石丸た~ぼさんが講師として同行するツアーがお勧めです。一度海外へ行って嘴の赤い、黄色いカワセミとか尻尾の長いカワセミなどに出会ったら、もう病みつきになってしまいますね。是非一度お出かけください。

野鳥撮影の旅パンフレット
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尾の長いカワセミの代名詞、ラケットカワセミ、青と白のコントラスト、赤い嘴、長い尾・・・被写体としてこれ以上魅力的なカワセミはないでしょう。
Tanysiptera galatea / Common Paradise Kingfisher
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投稿者eisvogel : 07:01

2011年5月13日

ナンヨウショウビン

恐らくカワセミの仲間で最も多くの亜種が存在するのがこのナンヨウショウビンでしょう、一説によれば50種くらいも。中にはどうしてこれがナンヨウショウビンなの?と言いたくなるくらい違う亜種があります。後ほど紹介しますが、モリショウビンやヒジリショウビンなどのように、これも亜種と言われればなるほどと納得してしまいそうな種もあります。ナンヨウショウビンの
分布はとても広範囲で、東南アジアからオーストラリアまで・・・どこででも出会いの確率の高いカワセミの仲間でしょう。

オーストラリア・ケアンズのナンヨウショウビン
Todiramphus chloris / Collared Kingfisher
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シンガポールのナンヨウショウビン
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マレーシア・ランカウイのナンヨウショウビン
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2011年5月 1日

ヒメミツユビカワセミ

写真では大きく見えますが、世界最小種のカワセミで体長は10~11cm、大きな嘴があるので、身体は本当に小さいですよ。何といっても鮮やかなブルー、そして白との見事なコントラストが強烈な印象を与えてくれます。
オーストラリアのケアンズより北からパプアニューギニアの海岸線に生息していますが、出会いはそう簡単ではないですね。ケアンズとパプアニューギニアには10回以上行っていますが、撮影チャンスは2回だけ、ただ2001年にケアンズへ行ったときには、ロッジ敷地内の池に来てくれたので、この写真のように大きく撮れて幸せでした。

Alcedo pusilla / Little Kingfisher
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2011年4月25日

カンムリカワセミ

アフリカのカワセミの代名詞的な存在が、このカンムリカワセミです。サハラ砂漠以南のアフリカに広く分布しているので、比較的出会いの容易なカワセミでもあります。但し、川より淡水湖や沼地に多く生息していることもあって、ボート上からの撮影になるので、ちょっと辛いかもしれません。残念ながら冠羽を立てているところの写真はないですが、かなり可愛いカワセミですね。全長は13cmほど、何といっても赤い嘴が印象的です。ボート上で何度か水面すれすれを飛んでいく姿を見かけましたが、日本のカワセミより色鮮やかなので、より美しく見えましたね。

Alcedo cristata / Malachite Kingfisher
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2011年3月26日

コミドリヤマセミ

アメリカ大陸には北も南もヤマセミの仲間しか生息していません。要するに色鮮やかなカワセミの仲間はいないということですが、日本のヤマセミとは違って、モノクロではありません。このコミドリヤマセミは、しっかり色も付いています。ヤマセミの仲間では最小で・・・写真では大きく見えますが、12~13cmしかありません。メキシコあたりからブラジルまでが生息域になりますが、やはりコスタリカが最も出会いの期待できる場所かもしれません。とても可愛い子で、ボートでそ~っと近づくと逃げません。

Chloroceryle aenea / American Pygmy Kingfisher
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こちらは♂個体・・・
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2011年3月25日

ルリカワセミ

地震発生後、このブログ訪問者も激減・・・更新が滞っているので当然ですが、掲示板も閑古鳥状態・・・このままではいけないですよね、ということでブログの方は、世界のカワセミの仲間の紹介で更新していきます。掲示板の方もいづれまた投稿も増えて元気を取り戻してくれるでしょう。
多分、日本のカワセミに最も似ているのがこのルリカワセミでしょう。とてもよく似ていますが違いはすぐに分かりますよね? 耳の部分だけですね、他は全体の色合いも、大きさも、鳴き声も同じです。東南アジアの比較的広い範囲に生息していますが、ボルネオ島のコタキナバル周辺が最も出会いの期待でき場所かもしれません。タイのクラビやスラウェシのマングローブでも何度か見かけましたが、写真は撮れませんでした。

Alcedo meninting / Blue-eared Kingfisher
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背中のコバルトブルーもカワセミと同じですね。
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2011年3月 9日

キバシショウビン

約100種生息するカワセミの仲間で唯一嘴の黄色いカワセミです。オーストラリア北西最先端の限られた場所とニューギニア島に生息していますが、パプアニューギニアへ行くのが最も出会える確率は高いでしょう。カワセミと同じくらいの大きさで、とにかく可愛い、ぬいぐるみたいな鳥です。1500m以上の高地まで行けば、一回り大きな同類のヤマキバシショウビンにもいますが、出会いの確率は極端に低く、というかほとんどないと聞いています。

Halcyon torotoro / Yellow-billed Kingfisher
カザリショウビンほどではないですが、このキバシショウビンも鳴いているときにはよく頭を膨らませます。10月以降の繁殖時期になると、森林の中はどこかで聞き慣れた鳴き声が響き渡りますが・・・そうなんです、アカショウビンそっくりの鳴き声。
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2011年3月 5日

シラオラケットカワセミ

今日からしばらくの間世界のカワセミの仲間を紹介します。すでに写真で紹介はしていますが・・・シリーズの最初はやはりカワセミの仲間で最も美しいといわれるシラオラケットカワセミですね。何がどこが美しいか・・・これはやっぱり実際に自分の目で見てみないと分からないでしょう。見事な配色・・・勿論ブルー系は光加減で微妙に変化します・・・何よりも見る側にとっては、白い長い尾がこの鳥の美しさを演出していますね。
ラケットカワセミの仲間は、ニューギニア島とその周辺の島々にしか生息していませんが、このシラオラケットカワセミの一部だけが10月下旬以降オーストラリアの最北部に繁殖のために渡ります。出会う確率、撮影できる確率もニューギニアよりもオーストラリアの方が高いので、見たい、撮りたいと思ったら、ケアンズ以北を訪れるとよいでしょう。ちなみに私はパプアニューギニアに4度行っていますが、シラオラケットカワセミに出会ったのは1度だけで撮影チャンスには恵まれませんでした。
とにかくカワセミ好きなら、「憧れの鳥」No.1になるのは、シラオラケットカワセミでしょう。体長は尾の長い個体で35cmくらいですが、身体は20cm程度です。

Tanysiptera sylvia / Buff-breasted Paradise Kingfisher
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営巣場所はこんな感じです。蟻塚の中は保温効果抜群なので、抱卵はしません。体温で産室の温度を保つために定期的に中に入るだけです。
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